2024年12月16日(月)、高齢者向けオンラインレクリエーション「感動レクオンラインコンサート」に、演歌界の名手・新沼謙治さんが待望の再登場を果たしました。昨年に続く2度目のご出演となる今回も、鮮やかな歌声と心温まるトークを届けてくださり、全国の施設参加者の皆さんから大きな感動の声が寄せられました。
目次
ダイジェスト動画
前回出演から約1年ぶりとなる新沼さん。オープニングでは、MCから「2024年を締めくくるにふさわしいゲスト」として紹介されるやいなや、視聴者チャットや映像越しに手を振る参加者の姿が画面に広がり、早くも“第二の故郷”に帰ってきたような和やかな雰囲気に包まれました。
代表曲「嫁に来ないか」から始まる“昭和”への想い
1曲目は大ヒット曲「嫁に来ないか」。
1976年、わずか二十歳の新沼さんが「結婚の実感もないまま」歌っていたというエピソードには、会場中が笑いに包まれました。
「若い頃には追っかけのファンが“嫁にしてくれ”と履歴書を持って実家まで来た」という昭和の熱狂ぶりが語られ、“当時を思い出して一緒に歌いました”という参加者の声も多数届きました。

大切な人への想いが詰まった新曲「アルバムの中の君」
続いて披露されたのは、来年4月に正式リリースされるという未発表の新曲「アルバムの中の君」。
岩手に残る家族のこと、そして震災の年に62歳で旅立った奥様の思い出。写真を見返すたびに湧き上がる愛しさや「ここにいてくれたら孫を抱き上げていただろうな」という切ない気持ちを楽曲に込めたそうです。
画面越しの参加者の目にも涙が浮かび、「昭和の時代を共に生きた大切な人を想い出した」といった感想が相次ぎました。

故郷と支援への感謝――「ふるさとは今もかわらず」「津軽恋女」
さらに、出身地である岩手県大船渡市を想起させる「ふるさとは今もかわらず」を、福岡県の子ども合唱とのコラボ音源で披露。合いの手に重なる子どもたちのコーラスが画面越しにも大きな感動を呼びました。
続く代表曲「津軽恋女」は、迫力の“ロック風アレンジ”という珍しいバージョンで熱唱。エレキギターが際立つ力強いバックサウンドに乗せた新沼さんの歌声が、参加者たちの心を揺さぶりました。

「みんなで歌おう」コーナー:懐かしの童謡「ふるさと」
コンサート終盤には、おなじみの“みんなで歌おう”コーナーが展開され、今回は「ふるさと」を合唱。
参加した各施設から画面に映る利用者の皆さんも、子どもの頃に戻ったように楽しそうに歌い上げ、笑顔と拍手に包まれながらオンラインコンサートはクライマックスへ。
「懐かしくて涙が出た」「歌で一つになれた」という声がたくさん届き、改めて音楽の力を感じさせる一幕となりました。
参加施設との対談では、元気になる秘訣や「嫁に来ないか」の歌い方指南
今回も複数の高齢者施設とオンラインで直接つながり、代表の利用者さんたちが新沼さんにさまざまな質問をぶつける“対話コーナー”が大盛況。
- 「元気でいるためのコツは?」
- 「『嫁に来ないか』を上手に歌うにはどうしたらいい?」
- 「普段の朝ご飯はどんな料理を作るの?」
といったリアルな生活の疑問にも、自らの体験エピソードを交えて真剣かつユーモアたっぷりに回答。歌手生活だけでなく、家族との日常や料理・健康面までざっくばらんに語る姿に、参加者からは大きな笑いと「勇気をもらった」という声が上がりました。
また、毎回恒例の「お誕生日コーナー」では、12月生まれの利用者さんたちを一斉にお祝い。
「ギリギリ年内生まれの皆さん、おめでとうございます!」と新沼さんも温かなメッセージを贈り、「これからも250歳くらいまで長生きしてね!」とユーモア満点のエールを送っていました。



八代亜紀さんの想いを受け継ぎ、感動レクがつなぐ歌のチカラ
このオンラインレクリエーション「感動レク」は、演歌のみならず幅広いジャンルで活躍するゲストを招き、高齢者の皆さんと“画面越しに座って語り合い、歌声を聴く”対話型プログラムを提供する取り組みです。
以前は八代亜紀さんが“歌のチカラ”で多くの高齢者に笑顔を届けていました。その思いを今回も新沼さんがしっかりと引き継ぎ、「音楽と心のふれあい」が生む感動を全国へ広げています。
次回出演情報:山本リンダさん、そして三山ひろしさんも
運営元の株式会社レクチャンが企画する「感動レクオンラインコンサート」は今後も豪華ゲストが続々登場。2025年1月16日には山本リンダさんが出演されます。
多彩なゲストと繰り広げるトークと歌のセッションに、今後も注目が集まっています。
【新沼謙治さんプロフィール】
1956年2月27日生まれ、岩手県大船渡市出身。1976年「おもいで岬」でデビュー後、続く「嫁に来ないか」が大ヒット。同年の新人賞を総なめにし、NHK紅白歌合戦にも初出場。「ヘッドライト」「酒とふたりづれ」「津軽恋女」など数々のヒット曲を発表する傍ら、俳優としても映画・ドラマで活躍。1990年までにNHK紅白歌合戦通算13回出場という輝かしい経歴を誇る。
【感動レクオンラインコンサートとは】
高齢者施設や介護施設の方々がオンラインで歌手や著名人と直接会話し、名曲を一緒に楽しめる新しいレクリエーションサービス。演歌や歌謡曲を通じて、昭和を生きた世代の皆さまが共感・感動を共有できる心温まるひとときを提供しています。
新沼謙治さんの再登場となった12月16日のオンラインコンサートは、まさに「歌がつなぐ思いと笑顔」が満ちあふれる時間となりました。
「心の奥に眠る懐かしさと温かさが蘇った」「また次の出演が待ち遠しい」との声も多く、演歌界の名手が届ける“音楽の力”が、改めて高齢者の皆さんの活力となったようです。
次回の「感動レクオンラインコンサート」も、名曲とトークが織り成す“幸せなひととき”にご期待ください。
【お問い合わせ先】
株式会社レクチャン
Mail:kando@recch.jp
公式サイト:新沼謙治さん公式サイト
今後も多彩なゲストをお招きし、音楽を愛する全ての方へ笑顔と感動をお届けしてまいります。ぜひ皆様も「感動レクオンラインコンサート」にご参加くださいませ。