2025年3月10日(日)、高齢者向けオンラインレクリエーション「感動レクオンラインコンサート」に、演歌界の注目株・三山ひろしさんが初出演しました。
「ビタミン・ボイス」の愛称で親しまれ、NHK紅白歌合戦に10年連続出場を果たすなど、実力派演歌歌手として確固たる地位を築いている三山さん。今回は昭和を代表する流行歌から自身の最新曲まで披露し、参加施設の皆さんを大いに盛り上げました。
目次
オープニングは「世界の国からこんにちは」
1曲目は、1970年の大阪万博のテーマソングとして世代を超えて愛される「世界の国からこんにちは」。
三山さんが敬愛する南春夫さんの曲ということで、明るいメロディとパワフルな歌声に、施設の利用者さんたちも一緒に手拍子を打ちながら、早くもコンサートのテンションが最高潮に達しました。

昭和の名曲「赤いランプの終列車」
続いて披露されたのは、春日八郎さんのデビュー曲「赤いランプの終列車」。
「3歳の頃から春日八郎さんのレコードを聴き、歌声に慣れ親しんできた」という三山さんならではの情感あふれる歌唱に、画面越しから「懐かしい」「胸が熱くなる」といった声が寄せられました。

三橋美智也さんへのリスペクト「センチメンタルトーキョー」
3曲目は、三橋美智也さんのヒット曲「センチメンタルトーキョー」。
おしゃれなアレンジが印象的で、「ややジャズテイストを感じさせる軽快さが魅力」だと三山さん自身も語ります。小気味よいリズムに乗せられて、各施設の参加者もペンライトを振りながら体を揺らすなど、会場(配信スタジオ)は一気に明るい雰囲気に包まれました。

最新曲「酒灯り」でしっとりと
4曲目は、三山さんの最新曲「酒灯り」。
「昔の楽しかった日々を想いながら、お酒に浮かべて懐かしむ」という、切なさ漂う大人の一曲。温かな声質に加えて、どこか物悲しいメロディが重なり、視聴者の中には思わず涙ぐむ様子も。「ホロ酔い気分で聴きたい」「心にしみる」といった反響が寄せられました。

みんなで歌おう!「ふるさと」
コンサートの締めくくりは恒例の「みんなで歌おう」コーナー。
今回は、「うさぎ 追いしかの山…」でおなじみの「ふるさと」を、三山さんと参加施設が一斉に合唱。画面に映る利用者の皆さんが口ずさむ姿は、まるで昭和の懐かしさを共有するようで、温かい一体感を生み出しました。
対話コーナーとけん玉披露で大盛り上がり
オンラインコンサートならではの“対話コーナー”では、各施設からの質問に三山さんが直接回答。「もし歌手になっていなかったら?」「好きなけん玉の技は?」などの話題に、ユーモアを交えながら丁寧に答え、落語や童謡、伝統工芸への興味など多彩な趣味の一端を明かしました。
さらに、けん玉四段を取得している三山さんは、得意技の「世界一周」や「クラッチ」を実演。テンポよく技を決めるたびに、参加者から大きな拍手が沸き起こり、画面越しにも驚きと喜びが伝わってきました。


3月生まれの方を祝福
毎回恒例となっている「お誕生日コーナー」では、3月生まれの利用者さんたちの名前が読み上げられ、三山さんから「これからも元気に過ごしましょう!」とのメッセージが贈られました。
画面には「ハッピーバースデー」と書かれたボードやペンライトを振る姿が映し出され、「最高の誕生日プレゼントになった」と喜びの声が多数届きました。

まとめ
初出演ながら、三山ひろしさんの“ビタミン・ボイス”とバラエティ豊かなトークが存分に楽しめた3月10日の感動レクオンラインコンサート。けん玉披露をはじめ、演歌だけに留まらない多面的な魅力が参加者の心を掴み、笑顔と活気が溢れるひとときとなりました。
今後も豪華ゲストを迎えて「感動レクオンラインコンサート」は続きます。ぜひ次回以降も注目してください。
【三山ひろしさんプロフィール】
1980年9月17日生まれ、高知県南国市出身。2010年、デビュー曲「人恋酒場」がゴールドディスク認定を受けて注目を集め、2015年の「お岩木山」でNHK紅白歌合戦に初出場。その後10年連続出場を果たす。昭和歌謡をはじめ幅広い曲を歌いこなし、着物の着付けや竹とんぼ製作、裁縫、けん玉四段など“和の文化”に造詣が深い演歌歌手として人気を集めている。
三山ひろしさんオフィシャルサイト:http://h-miyama.migan.co.jp/