スクリーンに現れたのは、さわやかな水色の衣裳に身を包んだ徳永ゆうきさん。
「なんとかなるさ!」という第一声と共に始まったオンラインコンサートは、開始 30 秒で会場を明るい追い風で満たしました。
目次
ダイジェスト動画
“前向き”を全身で届けるオープニング
画面越しでも分かる伸びやかな歌声に、ペンライトの光が一斉に揺れます。カメラに向かって手を振る利用者さんの姿を見つけるたび、徳永さんは笑顔で応戦。曲間には〈大丈夫、なんとかなります!〉と冗談交じりの合いの手を入れ、参加者の表情がどんどん柔らかく変わっていきました。

昭和名曲でタイムトラベル
自身の応援歌のあとは、美空ひばりさんの「人生一路」、八代亜紀さんの「なみだ恋」と続きます。
昭和歌謡を若々しい高音と太いコブシで再構築するたび、「懐かしい!」「若いのに上手い」の声。ゆったりと身体を揺らす方、涙ぐむ方――それぞれの思い出が画面に重なりました。

鉄道トークが“車掌ボイス”の車内放送に早変わり
MCコーナーでは“鉄道オタク”ぶりを大解放。
阪神電車・小田急線の車掌アナウンスを完コピすると、利用者さんから「次はわが町の路線で!」とリクエストが飛び、笑いの渦に。徳永さんは「歌より盛り上がるんですよね」と照れながらも、景色の撮り方や乗り鉄エピソードで和ませてくれました。

最新曲「明日への翼」で心に追い風
続いて披露したのは、今年3月発売のニューシングル。
曲名通り“大空へ羽ばたく”ような力強いバラードに、利用者さんは自然と手を胸に当て、歌詞を口ずさんでいました。クライマックスのロングトーンが響き終わると、各施設の拍手がタイムラグを越えて重なり合い、まるで同じホールにいるかのような一体感が生まれました。

フィナーレは“上を向いて”大合唱
最後は坂本九さんの「上を向いて歩こう」。
徳永さんの“せーの!”の合図で、全国の施設から聞こえる合唱が時差を超えて重なります。画面いっぱいに映し出された笑顔、天井へ伸びるペンライト――その光景が「また会おうね」の約束代わりになり、コンサートは温かな余韻を残して終了しました。
双方向Q&Aで“距離ゼロ”
続く対話タイムでは、施設をリレー接続。
- 「鬼レンチャンで一番難しかった歌は?」
- 「鉄道以外には何を撮る?」
- 「女性演歌歌手で憧れは?」
…と質問が次々に。徳永さんは“記者会見モード”で丁寧に答えつつ、指ハートやうちわポーズのリクエストにもその場で応じ、モニターの向こうに歓声が広がりました。

次回の感動レク
次回5月30日(金)は美川憲一さんが登場予定。名調子とムード歌謡で初夏を彩ります。お楽しみに!